20年前北海道の道東をキャンプしながら周っていた頃の気持ちを思い出させてくれた島、ニューファンドランド。北海道の1.5倍の大きさで、さらにダイナミックな自然が広がります。日本語のニューファンドランド島の情報が少ないので勝手に紹介しています。

5/31/2013

Cape Bonavista

ボナビスタ岬


エリストン村からボナビスタ半島の北端、ボナビスタに向かいました。






 


岬にはイギリスのヘンリー7世の命を受けて、1497年にニューファンドランド島を発見したイタリアの航海者「ジョン・カボット」の像があります。

 この岬を初めて見た時に思わず「O Buono Vista! (なんて素晴らしい景色なんだ!) と叫んだことからボナビスタという地名がついたそうです。

5/28/2013

Elliston Puffin Viewing Site

エリストン パフィンの島 

 

 パフィンの生息地はニューファンドランド島の周囲に沢山あります。本島から少し離れた小島などにボートで見に行く距離にある場合が多いですが、エリストンではメインの道路から5分程で歩いて見に行くことができます。まさに「パフィン天国」、村の人達がいかにパフィンが安全に暮らせるように見守っているかが伺えます。

 写真をスライドショーにしました。

5/25/2013

Elliston

エリストン


ボナビスタ半島を北に向かい、
エリストンに着いた時は
村全体が霧に覆われていました。

パフィンの島があると聞いて
やってきたのですが、別なコーヴ(入江)に迷い込んでしまったようです。




 

村から海岸へ続く道を辿って海まで下りて来ましたが、すぐ先も全く見えません。霧に覆われて薄暗い雰囲気でしたが、波は静かで、とても透明な海が印象的でした。




 

霧の中、またルートセラーに出会いました。丘の途中に小さなドアがあって、入り口まで続く小道に自然と引き寄せられてしまいました。

5/24/2013

Elliston Root Cellars

エリストン ルートセラーズ

トリニティ村から半島を北に向かってまっすぐ行くと、エリストンという村に行き当たります。

村に入ると道端や丘の上に、まるで「ホビット」が住んでいるような小さな家がところどころに現れます。 
「ルートセラー」と言って、野菜等を保存しておく貯蔵庫です。冬場は野菜を凍結から守り、夏場は涼しさを保ちます。


一番古いもので1839年、それから1950年迄に造られたルートセラー133もあり、今でも利用されています。ルートセラーは村の暮らしに欠かせない存在で、村に伝わる妖精がらみのお話が沢山あるそうです。特に人気のない霧の中で見つけたルートセラーは、旅人の私達でさえも想像力を掻き立てられました。

5/23/2013

Skerwink Trail

スカーウィンク トレイル

トリニティ村の東、車で10分程の所に「Skerwink Trail 」
というハイキングコースがあります。 距離は5.3キロで
1時間程で歩ける距離ですが、そのまま通り過ぎること
ができない景色ばかりで2〜3時間はかかってしまいます。

「Skerwink 」はこの地方の呼名で「ミズナキドリ」
のことです(英語だと「shearwater」)。
日中はカモメのように海を飛び回ってい
巣に戻るのは夜なので滅多に会えないそうです。

このコースは4月〜6月は氷山、7月〜8月は鯨を見ること
ができるそうです。私達が訪れたのは6月末日だった為、
ちょうど氷山が姿を消し、鯨はトリニティベイに向かっている
途中だったようです。

今回はハイキングコースの風景写真をスライドショーにまとめてみました。

 

http://www.theskerwinktrail.com/ 


5/20/2013

Trinity East

トリニティ イースト                      


トリニティ村の湾を挟んで
向かい側にある東トリニティ村。
日暮れとともに、 海の方から
霧が次第に立ち込めてきました。









”Trinity”というとキリスト教の三位一体が浮かび、とても聖なる場所のような気がしてきます。
もともとこの地名の由来は、ポルトガルの探検家ガスパル・コルテ=レアルが1501年の”Trinity Sunday”(イースターの後の8番目の日曜日)にこの港にやってきた時に名付けらそうで
その後、イギリス人の入植者がこの土地に住むようになっていったそうです。 



霧がどんどん濃くなり村の上まで進んできました。霧のカーテンの裾から、わずかに差し込む夕日のコントラストが印象的でした。

5/19/2013

Trinity Bay


トリニティ湾


トリニティ地区は、16世紀に漁港として利用されたことをきっかけに発展してきました。18世紀には30家族が住、年間200〜300人の船乗りが出入りしていました。1869年ピーク時にはおよそ800人もの人が集まり、漁業や造船業に携わっていたそうです。その後はタラの漁獲量減少に伴い、村の人口も現在ではおよそ190人
トリニティの財産でもある絶景は当時のまま守られています。

5/18/2013

Trinity

トリニティ


前回紹介した、ニューボナベンチャーオールドボナベンチャーの中心となるのがトリニティ村です。現在は静かな佇まいの美しい村として人気で、アーティストが住んでいたり、劇場もあります。州都のセント・ジョーンズから車で3時間で来れることから、イギリスのコッツウォルズ地方のようなイメージに近いかもしれません。

宮沢賢治の『ビジテリアン大祭』という本の中に、世界中の人々がこの港に集まって来て「菜食主義者」のお祭りが開かれるというお話があります。賢治にもこの風景が見えていたのでしょうか。
 
Fort Point Lighthouse
トリニティ湾に、まさに村を守るように突き出た要塞のような岩場があります。18世紀頃漁業で栄えていたこの村の領有権争いフランスの襲撃にあったりしていました。かつては灯台ではなく砲台が置かれていたそうです。

5/17/2013

Old Bonaventure

オールドボナベンチャー

ニューボナベンチャーから1.5キロ程東 にオールドボナベンチャーという小さな村があります。もともとは「ボナベンチャー」という村でしたが、19世紀になってからイギリス人が集まってできた近くの村を「ニューボナベンチャー」と名付けた為、以前からあったこの村は「オールドボナベンチャー」と呼ばれるようになりました
  
海側から村を眺めた風景。
ちょうどこの写真を撮っている時に、すぐ側の家に住んでいる方にお会いしました。
「Bonaventure」は”Good Fortune”という意味があるそうですが、この景色の中で生活ができるなんて、まさに”思いがけない幸運”です。
 







5/16/2013

『The Shipping News』

『シッピング・ニュース』

ラッセ・ハルストレム監督
初めて島を訪れた時、主人公のクオイルが住んでいた「崖の上に建つ家」がないか探してみましたが、映画の為に建てられた家だったそうで、見つけることはできませんでした。監督が島をヘリでくまなく周り、イメージにあう場所を探し出したそうです。ストーリーでは犯罪を犯したクオイルの先祖が村から追いやられ、何もない崖っぷちまで家を運ばれてしまうという設定。吹雪の中、村人たちの長い列が家をロープで引っ張っているシーンが印象的でした。 雪の上や海から家を運んで引越しするというのは実際にあったそうで、ある宿で、海の上を小さなボートが大きな家を運ぶ写真を見せてもらいました。

New Bonaventure  

ニューボナベンチャー

ニューファンドランド島東部、北に突き出たボナビスタ半島のちょうど中程、東側の入江にある小さな村。映画『シッピング・ニュース』のロケ地になった場所。初めて来たのに見覚えのある風景が広がっていました。

                                                               
St. John's Anglican church 1923年に建てられた英国国教会。村から湾全体を見守るように高い丘の上にありました。